田畑哲之会員が「みどりの学術賞」を受賞
本学会員の田畑哲之先生(公益財団法人かずさDNA研究所副理事長・所長)が、令和3年(第15回)みどりの学術賞を受賞されました。
『みどりの学術賞』は、「みどり」についての国民の造詣を深めるために、国内において植物、森林、緑地、造園、自然保護等に係る研究、技術の開発その他の「みどり」に関する学術上の顕著な功績のあった個人に内閣総理大臣が授与するものです。
田畑先生は、光合成生物として世界初となるラン藻の全ゲノム配列を解読し、さらには国際的なゲノム解読事業への参加や植物ゲノム情報のデータベースの整備を行ってきました。またその成果によって植物ゲノム科学分野を開拓し、持続的農業生産系の開発促進に大きく貢献されました。
田畑先生のご功績に敬意を表し、会員の皆様と共にご受賞を心よりお慶び申しあげます。