第2回「地球の未来を切り拓く―育種学の役割―」オンラインシンポジウムのご案内
地球規模の気候変動による作物生産の減少、世界的な食料需要の増大、並びに我が国の食料自給率の低下など、食糧生産を取り巻く状況は不安定化しています。
育種学や関連する農学分野がこのような現状の打開にどのように貢献できるのかは、産学官、世代、あるいはステークホルダーの様々な垣根を越えて中長期的な視点で議論すべき大きな課題です。
そこで日本学術会議・育種学分科会では、将来の持続的な社会の発展ために育種学はどのような貢献ができるか忌憚ない議論する場を提供するため、一般社団法人日本育種学会との共催で公開シンポジウム「地球の未来を切り拓く―育種学の役割―」を開催しています。
7月7日に開催した第1回シンポジウムに続き、第2回公開シンポジウムは「企業から見た育種学の未来」というテーマで開催します。
第一部ではタキイ種苗株式会社の福岡浩之氏を講師にお招きし、民間企業の視点から見た育種学への貢献と期待等についてご講演いただきます。
第二部では、福岡氏らを交えて産学連携による社会への貢献の重要性や、国内外の食糧問題に対する育種学の必要性等を議論します。
第2回目は下記の日程で開催します。参加を希望される方は下記のリンクから登録してください。多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
「地球の未来を切り拓く ―育種学の役割―」第2回シンポジウム
主催:日本学術会議農学委員会育種学分科会
共催:一般社団法人日本育種学会
日時:2022年8月5日(木曜日) 15:00〜17:00
開催方法:Zoom ウエビナー
参加費 : 無料
登録リンク:
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_79dGWSGLSzCRvTIPjJ2XUg
Zoomの最大視聴人数に達し次第参加登録を締め切ります。
参加を希望される方は早めに登録してください。
*登録完了後、webinar視聴案内のメールが届きます。
<第一部>
講演者 福岡浩之(タキイ種苗(株)研究農場副農場長)
「民間種苗会社から見た育種学の貢献と今後への期待:アカデミアと産業界のはざまで」
<第二部>
パネルディスカッション(司会:吉田薫(東京大学))
福岡浩之(タキイ種苗(株))、近藤友宏((株)日本農林社)、磯部祥子(かずさDNA研究所)、江面浩(筑波大学、サナテックシード(株))、横井修司(大阪公立大学大学)
■今後のWebinarシリーズ開催予定:
第3回シンポジウム:9月1日(木)15時-17時開催
「スマート農業と育種学」
経塚 淳子(日本学術会議会員・育種学分科会)
加藤 鎌司(一般社団法人・日本育種学会会長)