MEETING 大会情報

第21回日本植物細胞分子生物学会大会・シンポジウム

お知らせ

下記のとおり第21回の大会・シンポジウムを開催いたします。多数の御参加をお待ちしております。

1. 会期

2003年8月7日(木)、8日(金)

2. 会場

香川県県民ホール(〒760-0030 香川県高松市玉藻町9番10号)

会場周辺地図は、http://www.takamatsu.or.jp/map/tizu.htmlを御参照ください。会場は図中(23)。
地図には掲載されていませんが、会場の北東50mに県営有料大駐車場があります。

交通:JR高松駅から徒歩5分。高松空港からバス40分/バスターミナルから徒歩4分。
飛行機発着/市内行きバス時刻表:http://www.kotoden.co.jp/publichtm/bus/limousine/index.html
カーフェリー:神戸-高松 http://www.ferry.co.jp/kato/
       宇野-高松 http://www.utaka.co.jp/

3. 大会参加申し込み(5月1日から参加費、懇親会費が変わります)

学会誌(Vol.20 No.1 March 2003)にとじ込みの郵便局払込取扱票(第21回植物細胞分子生物学会準備委員会宛)に所定事項をご記入の上、参加費、懇親会費を送金してください。
通信欄が、参加申し込み票を兼ねていますので、黒インクで明瞭に記入してください。
一般講演の演者を予定している方は、必ず所定欄に演題を記入してください。
郵便局備えの払込取扱票を使用される場合は、通信欄に、「氏名(要:ふりがな)」、「所属(略称)」、「連絡先(E-mail, Tel, Fax, 郵送先)」、「送金内訳(参加費、懇親会費等の金額)」、演者は「演題」をご記入の上、下記の郵便口座へ払い込んでください。

   口座番号:01650-2-10201
   加入者名:第21回植物細胞分子生物学会準備委員会

一旦払い込まれた大会参加費、懇親会費等は返却いたしませんので、予めご了承ください。
整理の都合上、払込取扱票による参加申し込みは7月19日で打ち切らせていただきます。
それ以降は、大会当日の受付でお申し込み下さい。


4月30日までの申し込み 5月1日以降の申し込み
一般会員 学生会員 非会員 一般会員 学生会員 非会員
大会参加費 7,000円 3,000円 9,000円 9,000円 4,000円 11,000円
懇親会費 5,000円 2,500円 5,000円 6,000円 3,000円 6,000円
要旨集のみ 一部3,000円 一部3,000円

賛助会員の団体に所属する方でも個人で会員になっていない場合、会員扱いにはなりません。
特別賛助会員の団体に所属する方は、個人が非会員でも発表、参加が可能な場合があります。
しかし、予め手続が必要ですので4月30日までに学会本部(会計幹事 ezura@gene.tsukuba.ac.jp)へご連絡ください。
なお今大会では、中学校、高等学校の教員、大学三年生以下の学部生は、無料で参加できます(ただし一般講演の演者は対象外)。
大会当日の受付で登録してください。
無料参加の方で要旨集の必要な方は、大会当日の受付けにてご購入ください(一部3,000円)。

4. 一般講演

一般講演は口頭発表で行い、OHPのみご利用できます。スライド、液晶プロジェクターは使用できません。一演題につき発表10分、質疑応答2分とします。

5. 講演要旨原稿の送付(締め切り6月30日)

講演発表(一般講演、シンポジウム、受賞講演)の代表者は、以下のa)、b)いずれかの方法で講演要旨原稿を6月30日までに大会準備委員会へお送りください。
b) とじ込みの講演要旨原稿用紙を用い、下記の「要旨原稿作成要領」を参考に原稿を作成し、オリジナルとそのコピー2部を添えて大会準備委員会へ郵送してください。
 とじ込みの用紙の代わりに通常の上質紙を用いても構いません(外枠はつけないでください)。
ただし、印刷物などを張り付ける場合は、とじ込みの用紙を用いてください。
脱落しないよう、糊質にご注意ください。

b) 下記「要旨原稿作成要領」を参考に原稿を作成し、Wordファイルまたは PDFファイルとしE-mailの添付書類として大会準備委員会へお送りいただいても結構です。
 「要旨原稿作成要領」

  1. 用紙サイズはA4、上部 4 cm、下部 3 cm、左右 3 cmのマージンをとってください。
  2. 和文または英文で表記してください。
  3. 上記の枠内で、35-40行程度(演題-氏名-所属の領域を含む)、和文の場合一行当たり、35-40字程度、英文の場合一行当たり80-90字程度を目安としてください。
  4. 第一行目から、「演題」改行、「発表者氏名」改行、「所属」の順に記入してください。
    以上の領域は必ずセンタリング(中央揃え)してください。
    登壇者(演者)にはアンダーラインをしてください。
    氏名と所属の対応は、一般講演申し込み用紙の記入例に従って、上付けの数字で表わしてください。
    学名はイタリック表記にしてください。
  5. 所属」の行から2行あけて、本文をはじめてください。
  6. 6. シンポジウム

    大会期間中に3件のシンポジウムを計画しております。

    1)「花 ~花芽分化誘導・開花~」

    オーガナイザー:米田好文、清末知宏、後援-生研機構

    花は、植物にとって、種子繁殖を行うために重要な器官である。小動物にとっては食料やその目印として重要であり、人々にとっては癒しや美しさをもたらすものとして古くから我々の生活のなかに存在している。花をとりまく研究は、ここ数年間で急速な進歩・展開をみせている。形態形成や分化誘導に関する数多くの遺伝子、因子が特定されただけでなく、各遺伝子間の制御ネットワークの全体像も明らかにされつつある。本シンポジウムでは、花の構造、分化・誘導の機構、栽培・利用に関する最新の知見、動向等について紹介する。

       「花作りから見た花創りの遺伝子」
          深井誠一(香川大学農学部)
       「Floweringにおけるαケトールリノレン酸(KODA)の重要性」
          横山峰幸(資生堂)
       「シロイヌナズナ花芽分化誘導の遺伝的統御過程」
          米田好文(東京大学大学院理学系研究科)
       「アラビドプシスの花成を調節するオンとオフのメカニズム(仮題)」
          後藤弘爾(岡山県生物科学総合研究所)
       「シロイヌナズナの概日リズム制御因子に関する遺伝学的解析」
          溝口 剛(筑波大学遺伝子実験センター)
       「タンパク質分解制御因子による開花時期制御(仮題)」
          清末知宏(香川大学遺伝子実験施設)

    2)「植林木の形質転換とマイクロプロパゲーション」

    オーガナイザー:石井克明、田中道男

    林は陸上で最大のバイオマス資源として、産業の資材として重要であるばかりでなく、近年、地球の温暖化対策としての二酸化炭素の吸収、砂漠化対策、生物多様性保全機能にも注目が集まっている。特に、熱帯林再生や海外植林での植林木の改良やその増殖は基盤技術としての重要性が高い。そこで、本シンポジウムでは、植林木の形質転換やマイクロプロパゲーションに関係した話題をとりあげ、主要針葉樹や広葉樹の形質転換やその基礎としての個体再生系の研究、花粉症対策用スギ形質転換体作出研究、新しい組換え手法や遺伝子組換え樹木の野外試験の状況、国内での各種植林木でのマイクロプロパゲーション研究、海外植林で重要なユーカリのマイクロプロパゲーションとクローン苗を用いた植林事例、新しいマイクロプロパゲーション手法の開発研究等幅広く最新の内容を紹介する予定である。

       「形質転換のための針葉樹の組織培養研究」
          石井克明、丸山エミリオ、細井佳久(森林総合研究所)
       「林木育種での遺伝子組換えの活用」
          大宮泰徳、谷口 亨、栗田 学、板鼻直栄(林木育種センター)
       「広葉樹の形質転換と海外での野外試験の現状」
          海老沼宏安(日本製紙・中央研究所)
       「有用樹種のマイクロプロパゲーションの実用化の現状」
          錦織正智(北海道立林業試験場)
       「E.globulusプラス木の組織培養クローンによる豪州実証試験植林」
          村上邦睦(日本製紙(株)技術研究所)
       「植林木のマイクロプロパゲーションの新技術」
          田中道男(香川大学農学部)

    3)「真核生物における有機化合物の輸送機能と生理」

    オーガナイザー:矢崎一史(京都大)、竹川 薫(香川大)

    生物はその生命活動において、生育に必要な物質を取り込む、あるいは有害な物質を細胞外に排出するなど、膜を通した物質の輸送を定常的に行っている。本シンポジウムでは、主にタンパク質、糖、アンモニウムあるいは二次代謝産物の輸送に焦点を当て、そのトピックスを紹介するとともに、植物における物質輸送機構に対する理解を深めるため、酵母や動物細胞における最新の輸送研究から、輸送体タンパクの構造や輸送の分子機構等について紹介する。

       「イネにおける栄養素(糖・アンモニア)トランスポーターの機能解析」
          山口淳二(北海道大学大学院理学研究科)
       「哺乳類の分解オルガネラ・リソソームへの輸送システム:エンドソー ム系とオー トファジー」
          吉森 保(国立遺伝学研究所 細胞遺伝研究系・細胞遺伝研究部門)
       「酵母におけるタンパク質やイオン類の液胞への輸送機構について」
          竹川 薫(香川大学農学部)
       「花弁液胞内でのアントシアニンによる発色機構」
          吉田久美(名古屋大学大学院人間情報学研究科)
       「植物のABCトランスポータとアルカロイド輸送」
          矢崎一史(京都大学木質科学研究所)
       「種子貯蔵タンパク質のレセプター依存的な輸送機構」
          西村いくこ、冨士健太郎、田村謙太郎、林 博士、嶋田知生(京都大学大学院理学研究科)

    7. 総会-授賞式-受賞講演会

    日時:2003年8月7日(木) 13:30~
    香川県県民ホール内のアクトホールで総会を行います。
    引き続いて、2003年度学会賞授賞式ならびに受賞講演会を行います。
    受賞者の方々へは発表方法について別途連絡いたします。

    8. 懇親会

    日時:2003年8月7日(木) 18:30~20:30
    香川県県民ホール(北館5F)玉藻の間で行います。

    9. 評議会

    日時:2003年8月6日(水) 18:30~
    香川県県民ホール(本館5F)第一会議室で行います。
    評議員の方には詳細を別途連絡いたします。

    10. 市民フォーラム

    以下の予定で、市民-高校生向けの公開講座を開催いたします。
    入場無料、参加登録不要。

    日時:2003年8月9日(土) 13:00-16:30
    場所:高松市生涯学習センター「まなびCAN」
       (〒760-0040 高松市片原町11-1、tel:087-811-6222)
    交通:高松琴平電鉄「片原町」下車、片原町商店街通りを西向きに徒歩1分
    地図:http://www.tcb.or.jp/map/tizu.html 図中、最寄りの駅は「コトデンかたはらまち」です。
    テーマ:「環境問題への植物サイエンスの挑戦~ファイトレメディエーション」

    私たちの暮らしに関わる様々な環境問題(森林問題、大気汚染、土壌問題、水質汚染、環境ホルモンなど)に現代の植物科学、生態学はどのように取り組もうとしているのか、一般市民、高校生を対象として分かり易く解説し、植物科学への関心を高めてもらうことを目的とする。

       森林問題と樹木のバイオサイエンス
          (森林総合研究研、石井克明)
       植物機能の活用による重金属汚染土壌の修復
          (香川大学農学部、馬 建鋒)
       富栄養化と化学物質汚染~水質浄化への植物の挑戦
          (香川大学農学部、福井宏至)
       植物生態学の視座からの提言
          (香川大学農学部、小林 剛)
       植物利用による環境修復の新展開(広島大学理学部、森川弘道)
       全体によるディスカッション
          (司会:香川大学農学部、深井誠一)

    11. 問い合わせ先

    第21回植物細胞分子生物学会(香川)大会準備委員会(委員長:福井宏至、事務局:京正晴)
    〒761-0795 香川県木田郡三木町池戸2393 香川大学農学部内
    tel:087-891-3084(福井)or 3132(京)/ fax:087-891-3021
    e-mail:21jspcmb@ag.kagawa-u.ac.jp
    お願い:subject欄に、「21jspcmb」とご記入ください。

    12. 宿泊案内

    下記案内を参考に、各自でお申し込みください。

    『第21回日本植物細胞分子生物学会(香川)大会・シンポジウム』の期間中の宿泊につきまして、近畿日本ツーリスト高松支店がお取扱いすることになりました。万全の体制を整え、ご希望に添えますよう準備をすすめて皆様のお申込みをお待ちしております。

    近畿日本ツーリスト(株)高松支店

    宿泊取扱期間

    2003年8月6日(水)・7日(木)・8日(金)

    ⟺ 横スクロールできます
    ホテル名 記号 料金(1泊一人当たり、 朝食付、税金・サービ ス料を含みます) 最寄り駅
    全日空ホテルクレメント高松 S-single 12,000円 JR高松駅から徒歩1分
    リーガゼストホテル高松 A-single A-twin 10,500円
    9,600円
    JR高松駅から徒歩7分

    ※single:シングルルーム、twin:ツインルームの二人利用の場合の一人分料金
    ※大会会場(香川県民ホール)はJR高松駅から徒歩5分です。
    ※周辺地図は、http://www.takamatsu.or.jp/map/tizu.htmlを御参照ください。会場は図中(23)。
     地図には掲載されていませんが、会場の北東50mに有料駐車場があります。

    お申込み方法

    締切日:2003年7月7日

    下記申込書の必要事項を、7月7日(月)までに近畿日本ツーリスト(株)高松支店まで、FAX、郵送、又は電子メールにてお申込ください。
    ※先着順にて受付けます。ご希望のホテルは第二希望までご記入ください。
     ホテル決定後、7月22日(火)までに予約回答書・ホテル予約券・請求書を送付致します。

    〒760-0023 高松市寿町1-3-2 高松第一生命ビル
    近畿日本ツーリスト(株)高松支店 学会担当
    TEL:087-851-3331、FAX:087-851-3330
    電子メール:kumei736106@mb.knt.co.jp
    営業時間:月曜日~金曜日 9:00~17:30

    第21回日本植物細胞分子生物学会(香川大会)シンポジウム宿泊申込書

    宿泊費お支払い

    宿泊費を銀行振込にて、請求書が届きしだい事前にお振込みください。
    なお、通信連絡費として、一人500円をご請求させていただきます。
    振込み手数料はお客様負担にて願います。

    取消料(お一人、一件につき)

    ⟺ 横スクロールできます
    7/16まで 7/17~7/26 7/27~8/3 8/4・8/5 当日
    無料 20% 50% 80% 100%