男女共同参画
本学会の活動について
男女共同参画に係る活動は、2012年に学会設立30周年記念事業の提案に基づき、キャリア支援ワーキンググループと男女共同参画ワーキンググループが設置されたことに始まりました。その後、2016年の一般社団法人化を機に、両ワーキンググループの活動を引き継ぐ形でキャリア支援・男女共同参画委員会が設置されました。男女共同参画は、女性の優遇を目指すものではなく、誰もが働きやすい環境を整え、多様な人材の活躍を目指すダイバーシティ推進の第一歩です。男女を問わず多くの人が、研究・教育活動に活躍できる環境を整えるために、本学会では種々の活動を通じ、男女共同参画に取り組んでいます。
活動内容
(1)大会での活動
- ランチョンセミナー等の開催
大会時にランチョンセミナー等を企画・開催しています。
過去のランチョンセミナー一覧はこちら - 大会における託児所の設置と利用費の補助
2014年度大会より託児所の設置もしくは紹介の実施、設置の早期周知(参加登録開始と同時期)を大会運営側に依頼しています。また、託児所利用費の補助を行い、利用者の負担額を原則として子供1人当たり半日3,000円、1日5,000円としています。
(2)学会役員等の選考・選出にあたって
各種役員(理事、代議員、各賞選考委員)、及び大会時のオーガナイザー、シンポジスト、座長等の選考・選出にあたっては、女性比率に配慮しています。
(3)データの収集と保存
本学会の男女共同参画にかかわるデータの収集と保存を行っています。
本学会の2021年度の一般会員女性比率は18.3%、学生会員女性比率は40.7%で、日本の理工学系学協会の中で、会員女性比率が高い学会の一つです。執行部の女性比率は過去3年の平均で20.8%(過去3年の平均一般会員女性比率は18.8%)でした。一部のデータはグラフにしています。
(4)男女共同参画学協会連絡会への参加とデータ提供
本学会は、2013年より男女共同参画学協会連絡会にオブザーバー加入しており、男女共同参画学協会連絡会を通じ、日本の理工学系学協会と連携協力して様々な活動を進めています。
関連サイト
- 男女共同参画学協会連絡会
- 内閣府男女共同参画局
- 文部科学省科学技術関係人材の育成・確保
- 日本学術振興会
- 科学技術振興機構(JST)